藤美堂の干し芋ができるまで

藤美堂の干し芋は熟練の職人の手によって衛生管理を徹底しつつ、一枚一枚を丁寧に手作業で生産しております。
じっくりと時間をかけ真心を込めて仕上げた藤美堂自慢の干し芋を是非ご堪能ください。

1栽培・収穫

紅はるかの栽培と収穫

藤美堂の干し芋の原料芋となる「紅はるか」は厳しい基準を満たした契約農家にて土作りからこだわり大切に育てられています。しっかりと糖度がのった時期を見極めて毎年10月から11月にかけて収穫されます。

2低温熟成・糖化

低温熟成・糖化

収穫した原料芋は更に甘みや独特のしっとり食感を引き出すために1か月ほど低温熟成をさせます。この作業により原料芋に含まれる「でんぷん質」を糖化させたっぷりとおいしさを凝縮させます。熟成後は藤美堂の干し芋に相応しい原料芋のみを一つ一つ選別していきます。

3蒸かし・皮むき

蒸かし・皮むき

選別を潜り抜けた原料芋をしっかりと洗浄し、専用の蒸かし機を使って弱い圧力でじっくりと時間をかけて蒸かします。皮剥きは蒸かしたての熱いうちに一本一本を手作業で行います。この際に丁寧に厚めに剥くことが美味しく仕上げるポイントです。

4裁断

裁断

繊維の流れに沿ってやさしく丁寧に丸干し芋と平干し芋それぞれの形に整えます。蒸かしたばかりの熱々のお芋は崩れやすいため、簡単そうに思えて非常に技術が必要な工程です。裁断されたお芋は干し台に並べられ最後の仕上げに進みます。

5天日干し

天日干し

味はもちろん見た目や感触を一枚一枚確認しながらじっくりと天日干しで乾燥させます。時間をかけて乾燥熟成される中で糖やミネラルが凝縮され、芋が飴色に変化していきます。手間と時間を惜しまず、自然の力と職人の技で作り上げる、それが藤美堂のこだわりです。